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海洋深層水のがっこう


海洋深層水とは 特性 取水位置
取水深度 取水船 三陸沖海洋深層水
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海洋深層水のがっこう 海洋深層水のがっこう
次回掲載予定
アラカルト

 
 
再生循環型の未来資源“海洋深層水”について、みんなで楽しく知って考えて、もっと興味を持って欲しい、もっと身近なものになって欲しいという想いから『海洋深層水のがっこう』という“海洋深層水特設コーナー”をつくりました。このコーナーでは順次、“海洋深層水”のこと、“水”のこと、“身近な生活に関係すること”などなど、アップロードしていきたいと思っています。


今回の掲載は、

6 【海洋深層水を取水する施設によって、海水は違うの?】
   〈海はつながっているのに、くみ上げた海水の質は違うの?〉
 

 “海水ってなんでしょう???”
 海水とは、読んで字のごとく「海の水」のことです。ですから当然、主要な成分は水(H2O)で、この水の中に“海の成分”が含まれているのが「海水」です。この海の成分のことを“塩分(えんぶん)”と呼んでいます。

 “塩分中の主要成分はほぼ一定”

 海水中の塩分は、外洋では海水1キログラムに約35グラム溶けています(溶けている量の割合のことを濃度といいます)。 塩分というと、すぐ“食塩”を連想しますが、食塩ではありません。海水には様々な無機元素が溶けています(簡単にいえば、これらの全部の元素を合わしたものが塩分です)。また、塩分の溶けている量は、季節や海域、深さなどによって違いがあります。しかし、塩分を構成している元素の組成は全くといっていいほど変わりません。特に下の図に示す海水の主要成分と呼ばれる、海水に溶けている順に多い塩素から始まってフッ素で終わる11の元素の順位は、ほとんどの海のどんな場所の海水でも変わりません。下の図は、海水の塩分が3.5%のときの溶けている濃度(%)を示しています。



 “主要成分で実に99.99%以上の濃度を示します”

 上で述べた11の主要成分で、塩分の中身の99.99%以上を示します。残りのわずか0.01%より少ない中にたくさんの元素が含まれています。残りの0.01%の元素のことを微量元素といいます。海の主要成分の組成は、ほとんど変わりませんが、この微量元素のなかには、海域や深さなどによって溶けている量や組成が違ったりします。また、ごく微量の元素を測定するために、分析者によっても溶けている量が違って測定されるほど難しい分析です。

 “海域や海の深さによって、溶けている量が違う元素もあります”

 海洋深層水と表層水(深さの違い)や海域が違うと、主要元素の組成は変わらないけど、溶けている微量元素の濃度や組成が違ってくることがあります。特に植物プランクトンなどに利用される、窒素、りん、珪素(けいそ)などの栄養塩類や亜鉛などの栄養塩類型と呼ばれる元素は、海の水が深いところから湧き上がってこない限り、ふつう表層から下層に向かって高くなっていくことがふつうです。また、濃度や組成は海域によって変化します。海がつながっているのに水質が違うのは、地球の様々な場所(海域)によって生き物の生活の営みが違うことが一番大きな要因になっているのかもしれません。また、機会があったら掲載してみたいと思います。
 下の図に、日本海側の海洋深層水取水施設で利用している海洋深層水(日本海固有水といいます)と太平洋側で利用している海洋深層水(北太平洋中層水といいます)の深さによる栄養塩類の分布の様子を示しました。縦軸が深さで、横軸が値です。
 何となく違うようなきがしませんか? 海洋深層水の取水施設が日本海と太平洋岸に有る場合では水質に違いがあることがわかるでしょう。



    
                                         著 : 近 磯晴 

上記掲載文の無断転用・転載はお断りします.



前回までの掲載 クリックしてご覧ください(pdfファイル)


第T章 海洋深層水を知る、考える


第 1回 掲載

  “水の環がある惑星、地球
  “海と陸をつなぐ環は私たちに真水を与えてくれる”



第 2回 掲載

  1 【海洋深層水と深層水、呼び方の違いに意味がある。】
  “海洋深層水がある深さは、決まっているわけではない”
  “キャッチコピー”に惑わされるほど混用されている”



第 3回 掲載

  2 【海洋深層水は資源、資源ってなに?】
   “資源は人間が創造したものだ”
   “資源としての有用性の価値基準は絶えず変化する”



第 4回 掲載

  3 【海洋深層水の資源性は、自然の湧昇現象から学んだ。】
   “食糧の供給源としての“ 海 ”
   “湧昇がおきる付近の海には、魚がたくさん集まってくる”
   “湧昇現象から海洋深層水の資源の有用性を気がついた。”



第 5回 掲載

  4 【海洋深層水を資源として利用することを考えた国はどこの国の誰?】
   “海洋深層水の資源性が注目され始めたのは1960年代”
   “海洋深層水の多様な使い方が最も発展する日本”



第 6回 掲載

  5 【世界と日本には、何ヶ所の海洋深層水利用施設があるの?】
   “どのくらいの量を汲み上げているの?”
   “どのくらいの深さから汲み上げているの?”
   “どうやって汲み上げているの?”



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